なんばグランド花月で夜遊びした話

実施率は謎ですが、日本には「プレミアムフライデー」というものが存在します。

月末の金曜日は15時に仕事を終えてなんたらかんたらってやつです。

関ジャニ∞に仕事くれてありがとうな、国。

 


このプレミアムフライデーに合わせて、様々なサービスも展開されています。


天下のよしもとクリエイティブエージェンシーさんも、このプレミアムフライデーに乗っかり、毎月あるイベントを開催しています。

 


それが、


なんばグランド花月プレミアムフライデーオールナイトライブです。


15時に仕事が終わるから、早い時間からなんかやるね!とかじゃないです。

 


23時開演、翌朝5時終演

 


もうプレミアムフライデーのシステム関係ない。


しかも、チケット代は前売2500円、当日3000円。


出演芸人もネタ中に言っておりましたが、30組を超える出演者、1組当たりのお値段は80円を切っています。

どういう会議をしたらこの企画案が出るのか、またこの企画案が通るのか、全く理解ができません。
18歳未満は参加できないイベントなんですよ。
もちろん学生さんもいるけどバイトできる年齢だし、もうちょっと取ってくれていい。
お金あるから。
ギャラどうなってんのか不安だよ。

 

 

私は1人で参加をしたのですが、ジャニヲタと違って芸人ヲタのみなさんはあまりレポ等を書かないっぽく、事前情報がほぼない状態で会場入りしました。
オールナイトという通常とは異なる時間帯、約6時間という長丁場。
行くかどうか迷っている人もきっといると思うので、暇な私が実際に参加して感じたことを書きます!

 

 


・ぼっち参加でも全く問題ない
関西や地元の友達を誘ったのですが、残念ながら都合が噛み合わず一度は参加を断念しました。
しかし「席に座って笑ってるだけなら1人でも問題なくない?」と思い直してNGKに向かったわけですが、実際なんの問題もなかったです。
私の両隣の方も一人での参加でした。
浮いたり不便を感じたり、孤独に襲われることもなくイベントを楽しめます。

 

 

・開演前の食事には困らない
会場であるなんばグランド花月NGK)は商店街の中にあります。
22時すぎになんば着でしたが、まだまだ営業中のお店がたくさんあるので食事には困りません。
私は一度行ってみたかったお隣の金龍へ行きました!
酔ってないと美味くないラーメンとかなんとかくしゃくしゃな言われようで愛されているお店ですが、かなりの空腹だったのでだいぶ美味しくいただきました。

でも、言ってることはわかった。

 

 

・持ち込みOK、飲食自由
中に売店もありますが、コンビニで買ったお菓子や飲み物は持ち込むことができ、公演中もモリモリ食べて大丈夫です。
私は駅のパン屋さんで買ったあんぱんと、コンビニで買ったグミ、飲み物はお茶と水を持ち込みました。
座席にはドリンクホルダーがついているのですが、カフェの持ち帰りで見かけるタイプのカップエナジードリンクを置いているお客さんもいたので、容器はペットボトルにこだわる必要もありません。

 

 

・年齢確認はきちんと実施
入場時、年齢確認は流し見ではなくきちんと実施されます。
列から外れるよう指示され、入場に時間がかかっている人も見かけたので、免許証等の身分証明書は忘れないようにしてください。

 

 


開演前はこんな感じです。
10分前くらいに入場しましたが、列もスムーズなのでまったり向かっても支障ありません。
前説もなかったので、その時間も加味しなくて大丈夫!

 

 

さて、23時を少し回って開演です。
内容は月によって違うかもしれませんが、今回はネタと事前に発表されていた企画を交互にやっていく形。


ネタブロック→企画ブロック→ネタブロックの繰り返し。


合間合間で司会進行役の芸人さん(持ち回り)が登場し、繋いでいくという感じでした。
時間も時間なのでゆるっとした空気になる瞬間は多々ありますが、生放送の長時間番組にありがちなダレた雰囲気は感じなかったです。
1ブロックごとに気持ちを切り替えて楽しめたので、退屈だと感じることはありませんでした。

 

 


・公演中は休憩有
公演中は3回ほど15分間の休憩があります。
トイレへ行くもよし、売店でなにか買うもよし、寝るもよしなのですが、一旦席を立ってロビーまで歩くとか、とにかく動いたほうがいいなぁと感じました。
時間の経過と共に体はガチガチになってきますし、長時間座りっぱなしはいくら楽しくてもしんどいです。
軽くストレッチをするなりしておけばよかった、と深夜3時くらいにだいぶ後悔しました。

 

 

・再入場可
私は実際に外に出たわけではないのですが、チケットの半券を見せるなどすることで出入りは自由にできるみたいです!
近くの席の女の子たちはコンビニで追加のお菓子を買って戻ってきていました。
これは先に書いた動いたほうがいい、の部分にも絡んでくるのですが、6時間はとにもかくにも長い。
5分10分諦めるブロックを見つけて、外に出てリフレッシュするという選択が賢いと私は思いました。

最後まで楽しみきる最善策のような気がする。

 

 

・みんなしんどい!
芸人さんに失礼なのでは…と心配になる方もいらっしゃるかと思いいますが、芸人さんはみなさんわかっています。
「こっちもしんどい、お客さんもしんどい。わかるよ!」という雰囲気で全体が進行します。
人間眠気には勝てませんし、途中で出入りすることも当たり前という共通認識があるので、自分自身と相談して自由に過ごしてください。
ネタ中の出入りは他のお客さんの視界を妨げてしまうことにもなるので、タイミングだけ注意です!

基本的には休憩の時間を中心に動きましょう!

 

 

・マスクは必須

今の時期は乾燥もします。

しかしそれ以上に、マヌケな寝顔を晒してしまわないために必要不可欠であると私は強く感じました。

 

 

・腰と尻が死ぬ
死にます。眠気よりしんどかった。
時間と共にみなさん椅子の上でお山座り等、普段の公演であればマナーが悪いと指摘されそうな姿勢になっていくのですが、オールナイト公演に限ってはそんなことを言っている場合ではありません。
NGKの椅子は優しい素材ですが、6時間の壁はあまりに大きく屈強です。
次回は小さいクッションや、椅子と自分の間に挟めるなにかを持参しようと心に誓いました。
飲食物はいくらでも買い足せるので、座席環境の充実のほうが事前準備段階では重要です。
私はあまりにも無防備すぎた…。

 

 


公演は無理なく楽しむ!
楽しみ方はお客さん次第でいいですよ、という自由度の高い環境を整えてもらっているので、そこに最大限甘えましょう!
私も次回はもっと甘えます!!


そして終演後ですが、私は朝6時発のアーバンライナーで名古屋戻りの予定。
終演は5時なので1時間の空きがあったのですが、少し歩けば24時間営業のファミレスもあり、なんなら24時間営業の焼き肉屋も近所にあったので、開演前に同じく居場所や食事に困るということはありませんでした。
また、商店街は灯りも多いので、女一人でまだ暗い難波の街に解き放たれても心細さはなかったです。
朝食を食べてアーバンライナーに乗って、気絶してたらすぐ名古屋でした。

 

 

 


色々と書きましたが、結論としては楽しかった!また絶対行く!です。
まさか久しぶりのオールがNGKになるとは夢にも思ってなかった。


興味はあるけど…と二の足を踏んでいた誰かが、自分も行ってみよう!と思ってくれていたら嬉しい。

 

 

 

 

余談ですが、かくし芸大会の企画コーナーで暗転し、再び照明が点いた際、見取り図の二人が南大阪のカスカップのいでたちでステージに現れた瞬間の爆裂な盛り上がりは凄まじかったです。

 

おわり